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「春日王〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

春日王の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
にしても此歌は、景を叙しつつ人間の心に沁み入るものを持って居る。此御歌に対して、春日王は、「大君は千歳にまさむ白雲も三船の山に絶ゆる日あらめや」(巻三・二四三)....
賤民概説」より 著者:喜田貞吉
は京の公家衆に因縁を求めたりして、都合のよい説を宣伝した。シュクは光仁天皇の皇子春日王の後だなどとも云っている。春日王は癩病になられたがために、奈良坂に隠棲し給....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
人の始祖だとあるのである。夙人の元祖を弓削浄人とは考えたもので、彼は癩を煩った父春日王のこの奈良坂の隠室に来て、弓箭を削るを業としたとある。けだし弓削の姓をこれ....