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晟
「晟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
晟の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「古千屋」より 著者:芥川竜之介
た。
四月三十日の未《ひつじ》の刻《こく》、彼等の軍勢を打ち破った浅野但馬守長
晟《あさのたじまのかみながあきら》は大御所《おおごしょ》徳川家康《とくがわいえや....
「大阪夏之陣」より 著者:菊池寛
た。これが夏の陣の第一出動である。 四月二十八日大野治房同じく道犬等、浅野|長
晟の兵を迎え撃たんとして、住吉、堺を焼き、兵火を利用して南下し、先鋒の塙団右衛門....
「真田幸村」より 著者:菊池寛
多少はあったであろう。 真田大阪入城のデマが盛んに飛ぶので、紀州の領主浅野|長
晟は九度山附近の百姓に命じてひそかに警戒せしめていた。 所が、幸村、父昌幸の法....
「運命」より 著者:幸田露伴
制し、官制を更定するを得ざらしむ。此も諸藩を抑うるの一なりけり。夏四月|西平侯沐
晟、岷王梗の不法の事を奏す。よって其の護衛を削り、其の指揮|宗麟を誅し、王を廃し....
「平ヶ岳登攀記」より 著者:高頭仁兵衛
井から銀山平方面の山岳に登るように、面会の時や便の折に毎々勧告される、そこで大平
晟氏と銀山平へ見物に行くことになった、自分は平岳に登るのが主眼で、大平氏は燧岳に....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
断のならない大物として、注意人物の第一に視ている人間の家。 紀州の領主浅野|長
晟は、そのために徳川家から特に九度山の監視をいいつけられているとも聞えている。相....