晨星[語句情報] » 晨星

「晨星〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

晨星の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
知と疑い」より 著者:寺田寅彦
る。 古来邦画家は先人の画風を追従するにとどまって新機軸を出す人は誠に寥々たる晨星のごときものがあった。これらは皆知って疑わぬ人であったとも言われよう。疑って....
鼠坂」より 著者:森鴎外
光景を呈している。 「なんにしろ、大勢行っていたのだが、本当に財産を拵えた人は、晨星寥々さ。戦争が始まってからは丸一年になる。旅順は落ちると云う時期に、身上の有....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
のを守り、それをまとめて整理し世に公にすることに腐心せられていた。とにかく日本で晨星もただならざるほど少ない菌学者の一人を喪ったことはまことに遺憾の至りである。....
二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
間にはやはり豚に真珠であって、当時にあってこの二篇の価値を承認したものは真に寥々晨星であった。が、同時にこの二篇に由て初めて崇高なる文学の意義を了解し、堅実なる....