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「普請役〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

普請役の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
しきりに触れ出される。村方一切の諸帳簿の取り調べが始まる。福島の役所からは公役、普請役が上って来る。尾張藩の寺社奉行、または材木方の通行も続く。馬籠の荒町にある....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
すでに一貫目ずつの秣と、百石ずつの糠と、十二石ずつの大豆を備えよとの布告が出た。普請役、および小人目付は長防征討のために人馬の伝令休泊等の任務を命ぜられ、西の山....
海神に祈る」より 著者:田中貢太郎
ていた。総之丞は口をつぐんだ。陸の方から堰堤の上をどんどん駆けて来た者があった。普請役場の小厮に使っている武次と云う壮佼であった。 「旦那、一木の旦那」 武次....