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智育
「智育〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
智育の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「女大学評論」より 著者:福沢諭吉
位の心掛けは、婦人の身になくて叶わぬ事なり。然るに此女大学の全編、曾て一語も女子
智育の要に論及したることなきは遺憾と言う可し。扨又本章中、人を誹《そし》り偽を言....
「学校教育における図書館の利用」より 著者:佐野友三郎
五、三八四館 計 九、六五四館 を算す。けだし
智育上より見て、学校のなし得べき最善の任務は算術、地理、歴史又はいずれの教科書に....
「学問の独立」より 著者:福沢諭吉
その学校の教則の如き、我が輩の見るところにおいて大なる異論あるなし。徳育を重んじ
智育を貴び、その術学、たいがい皆、西洋文明の元素にとりて、体育養生の法にいたるま....
「妾宅」より 著者:永井荷風
。無限の感謝は新時代の企てた女子教育の効果が、専制時代のそれに比して、徳育的にも
智育的にも実用的にも審美的にも一つとして見るべきもののない実例となし得るがためで....
「政事と教育と分離すべし」より 著者:福沢諭吉
人の心を養うものにして、心の運動変化は、はなはだ遅々《ちち》たるを常とす。ことに
智育有形の実学を離れて、道徳無形の精神にいたりては、ひとたびその体を成して終身変....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
ましょうが平生《へいぜい》兄はこう申しております。今の世は頻《しき》りに体育論と
智育論との争《あら》そいがあるけれどもそれは程《ほど》と加減《かげん》によるので....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
くように、女性の情を反撥したに過ぎなかったが、今の武蔵には、元来の野性が、徐々と
智育されてくるにつれて、そこから一面の弱さも当然に覚えて来つつあった。
またと....