暁光[語句情報] »
暁光
「暁光〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
暁光の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「無題(二)」より 著者:宮本百合子
芸術に志ざしてる人すべてに向って又私自身に向っても斯う叫ぶ。 真の芸術の厳な
暁光におっちょこちょいの人達は驚異の目を見張りやがてはどこへかその姿をかくして仕....
「片すみにかがむ死の影」より 著者:宮本百合子
に落ち来るを知りて 嘲笑う―― 重き夜の 深き眠りややさめて 青白き
暁光の 宇宙の一端に生るれば 死はいずこかの片すみにかがまりて ひややかに見にく....
「暁光」より 著者:宮本百合子
助くべく、今まで見た事もない様な美くしい児を、何者かが与えて下すった事は、私には
暁光を仰ぐと等しい事である。 二日の午前九時四十分 健康な産声を高々と、独り....
「三国志」より 著者:吉川英治
丘に徐栄の一部隊が小陣地を布いていた。河筋を監視するために、二名の歩哨が立って、
暁光の美観に見とれていたが―― 「やっ? なんだろ」 一人が指さした。 「怪魚....