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曲技
「曲技〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
曲技の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空想日録」より 著者:寺田寅彦
たものである。現代では競技会でメダルやカップやレコードを仕留めるだけが目的の空中
曲技も、昔の武士は生命のやりとり空中組み打ちの予行練習として行なったものと見える....
「火薬船」より 著者:海野十三
といえば、平靖号の名物の一つだ。どっちも神技というべきわざをもっている。だが今は
曲技くらべではない。丸本は、竹見が自分に殺意を持っていると見て、大立腹だ。ぴゅー....
「怪塔王」より 著者:海野十三
をとびこえて、うしろの方へながれました。 空中の投綱だ なんというむずかしい
曲技でしょう。 小浜兵曹長は、窓にかじりついて、窓外を夢中になってながめていま....
「ああ玉杯に花うけて」より 著者:佐藤紅緑
巧に感謝するのはいつもこういう点にある。 柳ばかりでない、手塚もいろいろな快技
曲技をやって見物人を酔わした、かれはもっとも得意であった、ファインプレーをやるた....
「随筆 寄席風俗」より 著者:正岡容
たものの中では丸井亀次郎(?)父子の一つ鞠《まり》ががめずらしく手の込んだ難しい
曲技を次々と見せてくれた。あくまで笑いのないまっとうな技ばかりで、その技がみなあ....