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「書写山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

書写山の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
山寛永寺の天海和尚というのは、百三十三歳まで生きたが、これも一日一食じゃ。播州の書写山の性空上人《しょうくうしょうにん》というのが、これも一日一食で九十八まで生....
私本太平記」より 著者:吉川英治
文観は、一気に述べたてた。 「幼少、播州の法華寺に習び、中頃は賀西の北条寺や書写山にも数年いて、修行を積んだ。また、いくばくもなく、南都に遊び洛内に住し、い....
私本太平記」より 著者:吉川英治
さきに伯耆の船上山を立たれた帝の瑶輿(こし)は日をかさねて、二十七日、播磨の書写山まで御着。 あくる二十八日は、法華山へ行幸され、あとは一路いそいで月のす....
私本太平記」より 著者:吉川英治
て、陣容をたて直すときめ、義詮や師直と共に、尊氏は丹波へ走った。そしてまた播磨の書写山へ移り、そこで石見から馳せつけて来た高ノ師泰の一軍とひとつになった。 細....
黒田如水」より 著者:吉川英治
ず足もとの異端から征服しなければ危地に陥る。秀吉は官兵衛のすすめに従って、急遽、書写山に本営を移し、そこの寺院から指令していた。 情報は敵に伝わるに迅い。 ....