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「書判〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

書判の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
どうじゃ。十郎次、よくみい! そちを坊主にさせた仔細これで相解ろう。早う名の下に書判せい」 「何じゃ。こ、これは何じゃ! 勝手にこのようなものを書いて、何とする....
斬られたさに」より 著者:夢野久作
父三郎兵衛の名跡相違なかるべき事、広周|可含置者也 文久|壬戌二年六月二日 広周書判 平馬の顔から血の色が消えた。何もかも解かったような気がすると同時に、又も....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
上申書 三通│ 二〇七 │一一・三九 一、横山操 公判調書判決 二 │ 二七四 │一五・〇七 一、宮本抜書 ....
探偵夜話」より 著者:岡本綺堂
書きぶりで、奥には和泉屋市兵衛殿と記し、松浦弥左衛門という我が名を大きく書いて、書判も据えてあった。その手蹟も拙なからず、武士らしい手筋とみえた。本文の書状のう....