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「書本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

書本の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
一円本流行の害毒と其裏面談」より 著者:宮武外骨
あり普及であるにしても、一方に此尊重心減損、崇敬心潰滅の害を与えつつありては、図書本来の使命たる教化も育成もダイナシではないか 予約出版の信を失わしむ 円本の予....
十二支考」より 著者:南方熊楠
い済ます事疑いなし。これほど気の利いた社会政策はちょっとなかろう。 増訂漢魏叢書本『捜神記』巻二に地獄の官人の話あり、鶏に関係ある故ここに略説する。太原《たい....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
悪イカラ起ッタコトダト気ガツイタカラ、檻ノ中デ手習ヲハジメテ、ソレカライロイロ軍書本モ毎日見タ、友達ガ尋ネテ来ルカラ、檻ノソバヘ呼ンデ、世間ノコトヲ聞イテ頼《た....
細木香以」より 著者:森鴎外
した。貸本屋が笈の如くに積み畳ねた本を背負って歩く時代の事である。その本は読本、書本、人情本の三種を主としていた。読本は京伝、馬琴の諸作、人情本は春水、金水の諸....
獅子舞雑考」より 著者:中山太郎
記事が見えている。 〔註六〕郷土研究第三巻第十二号。 〔註七〕甲斐の落葉(炉辺叢書本) 〔註八〕中道等氏の談によると、東北地方で見かけるとのことである。中山曰。....