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書生論
「書生論〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
書生論の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地異印象記」より 著者:和辻哲郎
を力説することがあまりに神経過敏にしてまた非実際的である、すなわち理想論あるいは
書生論であると考えたのであろう。けれども事実はそれが非実際的でなかったことを証し....
「三国志」より 著者:吉川英治
か」 「結構です」 「途々、当今の英雄についてだいぶしゃべってきたが、予にはまだ
書生論を闘わした時代の書生気分が抜けていないのか、談論風発は甚だ好むところだ。き....
「三国志」より 著者:吉川英治
した。そしてかたく一同の出撃を禁じ、本陣へ帰ってしまった。 「何たる懦弱さ」 「
書生論の兵学だ。いやはや……」 人々は陸遜の怯懦を嘲って、もう成るようにしかな....