月次[語句情報] » 月次

「月次〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

月次の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
円を費やさざれば古社も保存を許されぬに、かの村には一年二十円内外を払うて、しかも月次幣帛料を受くる社二、三並び存置さるるあり。今では前後雑糅、県庁も処分に持て余....
ヰタ・セクスアリス」より 著者:森鴎外
る。相変らず小菅の内にぶらぶらしている。 千住に詩会があって、会員の宅で順番に月次会《つきなみかい》を開く。或日その会で三輪崎霽波《みわざきせいは》という詩人....
老中の眼鏡」より 著者:佐々木味津三
たように面をあげると、道弥は不意にきいた。 「あすは十五日で厶ったな」 「あい。月次お登城の日で厶ります」 きくや矢庭に立ち上ると、敢然として言った。 「行っ....
大衆文芸作法」より 著者:直木三十五
験王子の仇討」(ハムレット)、「西洋歌舞伎葉列武士」が現れ、 村上浪六は「三日月次郎吉」「当世五人男」「岡崎俊平」「井筒女之助」と彼の傑作を続々と発表し、 ....
宇宙戦隊」より 著者:海野十三
で、この鉱山にはなくてはならない人物だった。 「僕の考えですか……」 帆村と若月次長のまわりに、皆が集ってきた。これからどんな話を二人が始めるのか、それを聞き....
愛読作家についての断片」より 著者:平林初之輔
書は読んでいませんので、どういう風に作者がしまりをつけるかと多大の期待をもって毎月次の号をまっています。 日本の作家の江戸川乱歩氏も、だんだん私のファヴォリ〔....
明治懐顧」より 著者:上村松園
じ牡丹畑で開かれました。この時には絹本に描いたりしたものでした。前にも申した通り月次会には大抵紙本でしたが、この大会には絹本で特に力をいれたのでしたが、絹でも今....
手長と足長」より 著者:喜田貞吉
、御世の長きを祈り、寿の長きを祝う詞に、往々この語を用いた。延喜式祈年祭・六月|月次祭などの祝詞に、「皇孫命の御世を手長の御寿と湯津磐村の如く、常磐に堅磐にいか....