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「有相〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

有相の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
ことで、常に事物と現象の背後に於て、或る普遍的に実在するもの――即ち自然人生の本有相――を、観照の面に映し出そうと意図している。 かくの如く「意味の深さ」は、....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
い。鶴見はそう思って上人の歌道に関する垂示を憶い出すのである。 ――すべての所有相は虚妄と見るより外はない。しかしながら読み出すところの歌は真言である。虚空の....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
南球五万哩余程、沐雨梳風嘆独行、帰入旧廬有相識、一窓梅月照寒更。 甫水 円了道人 (南半球五万|哩余の行程、雨で髪を洗....