有磯海[語句情報] » 有磯海

「有磯海〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

有磯海の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
湯女の魂」より 著者:泉鏡花
れに豆腐屋、魚屋、郵便配達などが交って往来引きも切らず、「早稲の香や別け入る右は有磯海」という芭蕉の句も、この辺という名代の荒海、ここを三十|噸、乃至五十噸の越....
瓜の涙」より 著者:泉鏡花
疑われる。 人の往来はバッタリない。 大空には、あたかもこの海の沖を通って、有磯海から親不知の浜を、五智の如来へ詣ずるという、泳ぐのに半身を波の上に顕して、....