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服属
「服属〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
服属の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「国号の由来」より 著者:喜田貞吉
れは勿論口称だけのことで、未だ文字を以てこれを表わすことは無かった。しかるに三韓
服属以来、かの国人は古来支那人使用の文字のままに、これを「倭」と号し、或いは「大....
「夏目先生の追憶」より 著者:和辻哲郎
する。先生の芸術はその結構から言えば建築である。すべての細部は全体を統一する力に
服属せしめられている。さらにまた先生の全著書は先生の歩いた道の標柱である。すべて....
「建国の事情と万世一系の思想」より 著者:津田左右吉
時からかそれらのうちの一つであったヤマト地方の君主、即ち皇室の御祖先、がそれらを
服属させてその上に君臨し、それらを統御するようになり、更に後になってその諸小国を....
「日本歴史の研究に於ける科学的態度」より 著者:津田左右吉
と、「為」は造作の義であり、この場合では宮殿を作るということである。(大和地方は
服属したからさしあたって橿原に皇居を設けることにするが大和以外の地方はまだ平定し....