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「朔平門〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

朔平門の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
れがたいのを思って密奏したとの疑いから、攘夷派の人たちから変節者として目ざされ、朔平門の外で殺害された事変は、ことに幕府方を狼狽せしめた。石清水行幸のおりにすで....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
衛が何者を斬ったかというのはこうである。 これより先、五月の二十一日に、京都|朔平門外《さくへいもんがい》、猿ヶ辻というところで、姉小路少将公知《あねこうじし....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
象の人がいると、舌を捲いたのかも知れません。 十津川《とつがわ》の時の中山卿、朔平門外《さくへいもんがい》で暗殺された姉小路卿、洛北《らくほく》の岩倉卿、それ....