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朝長
「朝長〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
朝長の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「名人長二」より 著者:三遊亭円朝
、兼松は是より酒を買って来て、折詰の料理を下物に満腹して寝てしまいました。其の翌
朝長二は何か相談事があって大徳院前の清兵衛親方のところへ参りました後で兼松が台所....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
を避《よ》けられないように、まじまじ見詰《みつ》めながら通った。 祖母は伊勢|
朝長《あさおさ》の大庄家の生れで、幼少な時、童《わらべ》のする役を神宮に奉仕した....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
んな風に出ます。でも神経性で自分でもそのことにはこだわらずよく早ねをして、すこし
朝長く床にいて、昼間仕事して、その位の注意で大丈夫です、みんな書くものは疲れかた....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
風之時は、但馬殿も我なから我をわすれられ候|哉、さて上手かなと被申候つる、藤永、
朝長、何れも/\出来申候、不存候者之目に、さあるべきやうに見申かよき上手と申候間....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
龍の機運を与えてしまう。 平治に敗れた源ノ義朝は、都に愛人の常磐を残し、義平、
朝長、頼朝などの子弟一族をつれて都を落ち、雪の近江路をさまよう間に、ひとり十三歳....
「ロザリオの鎖」より 著者:永井隆
きました。そのとき誠一を連れてゆき御校に入れていただいたしだいです。私の主治医の
朝長先生のお宅が御校の近くにあって、私ら父子を下宿させてくださったので、何もかも....
「獄中通信」より 著者:戸坂潤
)午後三時)(長野) その後変ったことはないか。お父さんは一日の夜行で発ち翌早
朝長野市へ着いた。課長、部長等三名が送って呉れて当地に疎開したわけ。久し振りに東....