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「朝鮮半島〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

朝鮮半島の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
リスのあとを追ってシナとの通商条約を結び、さらにその方針を一層拡張して、日本にも朝鮮半島にも及ぼそうとしていたころである。ペリイはこの使命を果たすために堅き決心....
日本人の自然観」より 著者:寺田寅彦
いのはどういうわけであるか、おそらく日本の地が大陸と分離した後になってこの動物が朝鮮半島に入り込んで来たのではないかと思われる。猫は平安朝に朝鮮から舶来したと伝....
空襲下の日本」より 著者:海野十三
が海軍の佐世保航空隊と、兄さんの所属している陸軍の太刀洗飛行連隊だ。――その外、朝鮮半島の平壌には陸軍の飛行連隊があるし、また中国南部やフィリッピン、香港などに....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
平穏と中国の植民地化さえなしとげれば、それでいいのであって、日本国の小さい島々や朝鮮半島などは、一向問題にしていないのである」 「それなればまことに結構です。そ....
電気鳩」より 著者:海野十三
大尉という士官につれられて上陸しました。 上陸してみると、これは日本ではなく、朝鮮半島でありました。朝鮮半島もずっと北の方で、満州国にちかいところの、さびしい....
淡紫裳」より 著者:佐藤垢石
により、将棋の名人木村義雄氏と共に、半島の各地を歩いた記録である。 一朝鮮半島の幹線は、いま複線工事をしているので、三十分以上も遅れて京城へ着いた。駅....
日本上古の硬外交」より 著者:国枝史郎
綾羅、絹※等を船八十艘に積んで貢物とすべく約した。 戦果は是ばかりでなく、当時朝鮮半島は、新羅、任那、高麗、百済の四つの邦に分かれていたのであったが、その中の....
国号の由来」より 著者:喜田貞吉
く、周の成王の時に倭人暢草を貢すとのことがあり、支那の古い地理書なる山海経にも、朝鮮半島の北部にあった蓋という国の位置を記して、「蓋国は鉅燕の南、倭の北にあり。....
明石鯛に優る朝鮮の鯛」より 著者:北大路魯山人
料の蒐集の目的で渡った。その時季がちょうど五月一日から三十日までであった。行程は朝鮮半島の京城から以東をおよそ全部旅行した。その折、太口面(康津郡)すなわち木浦....