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「木守〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

木守の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
思想と風俗」より 著者:戸坂潤
て伝承される処であるかも知れない。 『文学評論』(三六年七月)の「馬鹿野郎」(志木守豪)は少し安手だが珍しい風刺小説である。私は馬鹿という言葉をここから哲学的術....
丸善と三越」より 著者:寺田寅彦
めのうちに同居していたたくさんの花瓶はだんだんに入り代わって行くのに、これだけは木守りの渋柿のように残っていた。ところがこのあいだ行って見ると、もうこの自分の好....
自由画稿」より 著者:寺田寅彦
にそれもいけなくなり最後には犬歯一本を残した総入れ歯になってしまった。その最後の木守りの犬歯がとうとうひとりでふらふらと抜け出したときはさすがにさびしかった。そ....