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木簡
「木簡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
木簡の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
たから、どうにか免かれるだろう」 前月、書物を収めてある石橋が火を発して、その
木簡を焼いてしまった。かれは書物を石の下に置いたのである。かれは悵然としてまた言....
「美女を盗む鬼神」より 著者:田中貢太郎
洗い、帽子を被り、白い衣の上にやはり白い羅の衣被を著て、古文字のような物を書いた
木簡を読んだ、読み終るとそれを石の下に置いて、今度は剣を舞わして身を躍らしたが、....
「『西遊記』の夢」より 著者:中谷宇吉郎
タインの探険の成功の大半は、彼の学問に負っているようである。掘り出される紙片とか
木簡《もっかん》とかに残されている文字が、スタインにはおぼろげながら、大体読めた....