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未全
「未全〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
未全の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「侏儒の言葉」より 著者:芥川竜之介
力を尽した後、天命に委《ま》かせるより仕方はない。
少時学語苦難円 唯道工夫半
未全
到老始知非力取 三分人事七分天
趙甌北《ちょうおうほく》の「論詩」の七....
「偶感一語」より 著者:宮本百合子
重大な、而して余りに人間的な行違いは何によって起り得るかといえば、自分は、一言「
未全なる愛」といわずにはいられません。 愛の力は強いのです。愛し、拡大し、創造....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
を痛めた。この立て場は往年筑波山の落人で有名なる藤田小四郎が休息して、『将軍酔臥
未全醒』、と詠じて壁に記したとの言伝えがあるが、それは後に聞いたので、私は見ずに....