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未進
「未進〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
未進の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
が自ら怠って不作をさせて年貢の軽減を求めるというような事をも、矯正して、それぞれ
未進のないようにさせたりあるいは義倉といって村々の共有財産を作って凶歳の準備をさ....
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
収入は極めて多端であるように見えるが、実隆の晩年大永七年ごろになると、御牧のみの
未進が十二貫文の多きに至っているから、他もこれに準じて
未進が多かったろうと思われ....
「村井長庵記名の傘」より 著者:国枝史郎
らして帰って来たのは村井長庵と義弟十兵衛、十兵衛の眼は泣き濡れている。 年貢の
未進も納めねばならず、不義理の借金も嵩んでいる、背に腹は代えられぬ。小綺麗に生れ....
「天狗外伝 斬られの仙太」より 著者:三好十郎
二度も三度も申しつけられまして、そんでなくともウヌが口の乾上るこの際、どうしても
未進が続きまする。そこえ持って来て村方一同が命の綱と頼みまする荒地沼地開墾の新田....
「恐怖の季節」より 著者:三好十郎
でツマづいています。ソビエト政治体制という鉄棒に。それはその当人のイデオロギイ的
未進化や逸脱のためもあるが、必ずしもそれだけであるとは私は見ない。彼の芸術および....
「斬られの仙太」より 著者:三好十郎
納二度も三度も申しつけられまして、そんでなくもウヌが口の乾上るこの際、どうしても
未進が続きまする。そこへ持ってきて村方一同が命の綱と頼みまする荒地沼地開墾の新田....