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「本妙寺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

本妙寺の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
々は口に任せて種々の評判を致している中に、一人の男が申しますは 「あの酔漢は丸山本妙寺中屋敷に住む人で、元は小出様の御家来であったが、身持が悪く、酒色に耽り、折....
日本天変地異記」より 著者:田中貢太郎
の放火であろうと言って恐れ戦いた。それは明暦三年正月十八日の未の刻で、本郷丸山の本妙寺の法華宗の寺から出火して、折りからの北風に幾派にも分れた火は、下谷の方は神....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
す。同じ湯治をするならば、肥後の阿蘇山の麓《ふもと》、また同じ死ぬるならば熊本の本妙寺の土になって、御先祖の清正公の魂にすがりたい、なんぞと口癖のように申してい....
塩原多助一代記」より 著者:三遊亭円朝
佐久間町の三味線屋火事など種々大火もございました。其の中で一番大きいのは本郷丸山本妙寺火事、目黒|行人坂の火事、これは皆様方も御案内の事で、それに赤坂の今井谷か....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
下の工芸学校の校長となった。 松原源蔵君(象雲と号す)は熊本県人。今日は熊本市本妙寺清正公の地内に彫刻をやっているとの事です。 平櫛田中君は人の知る如く日本....
日和下駄」より 著者:永井荷風
石川柳町《こいしかわやなぎちょう》の小流《こながれ》の如き、本郷《ほんごう》なる本妙寺坂下《ほんみょじざかした》の溝川の如き、団子坂下《だんござかした》から根津....