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本経
「本経〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
本経の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
の基となっただろう。※竜は支那人のみならずインド人も実在を信じたらしい(『起世因
本経』七、『大乗金剛|髻珠《けつじゅ》菩薩修行分経』)。『本草綱目』にいう、〈蜥....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
だろう。それよりも豪いのはインドで、女人その身を僧に施すを功徳と信じた。『解脱戒
本経』に、もし比丘《びく》、女人の前において自ら身を讃め、姉妹我ら戒を持し善く梵....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
洲と号《な》づけいるはこの訳で、最も楽しい所の意味だろう。 しかるに、『起世因
本経』八には北洲が吾人の住む南洲に勝る事三つ、一には彼人我我所なし、二には寿命最....
「七宝の柱」より 著者:泉鏡花
を高く設けて、ここに、紺紙金泥の一巻を半ば開いて捧げてある。見返しは金泥銀泥で、
本経の図解を描く。……清麗巧緻にしてかつ神秘である。 いま此処に来てこの経を視....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
なく通常の経験的科学であるが、自然哲学は之に反して超経験的・先経験的な・或いは根
本経験的な・科学であると云うように。――だが、自然哲学と自然科学とをこのような仕....
「辞典」より 著者:戸坂潤
的体系を有つべきではない。哲学の出発点となるべき現実的存在又は之から来る吾々の根
本経験は凡て歴史的に制約されているものであるから、哲学は形而上学とは反対に、まず....
「続堕落論」より 著者:坂口安吾
戸籍をごまかして脱税し、そして彼等農民達の小さな個々の悪戦苦闘の脱税行為が実は日
本経済の結び目であり、それによって荘園が起り、荘園が栄え、荘園が衰え、貴族が亡び....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
は一月二十五日の質問演説に於て、自衛権の裏に軍事協定があること、外国資本による日
本経済の買辨化を暴露して出たが、コミンフォルムの野坂批判によって示されたその歴史....
「調査機関」より 著者:中井正一
た。「大原社会問題研究所」や「協調会調査部」などは特記せらるべきものだろう。「日
本経済連盟」や「商工会議所」の調査部、「三菱経済研究所」なども逸することのできな....
「国立国会図書館について」より 著者:中井正一
て記録整理されてゆくのである。そして調査員はその目盛を研究総合してゆくことで、日
本経済の低気圧が何処に在り、何処へ向っているかを予測しているのである。そして、国....
「読書遍歴」より 著者:三木清
まれたが、私も興味深く感じた。しかしその頃京都大学で内田銀蔵先生が専門家として日
本経済史その他の方面で立派な仕事をしていられたのにあまり注意しないでいたことを、....
「八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
宇宙観の批評は別問題として、『八犬伝』は馬琴の哲学諸相を綜合具象した馬琴|宗の根
本経典である。 三 『八犬伝』総括評 だが、有体に平たくいうと、....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
リアン宗、クエーカー宗なり。仏教の諸宗各主義を異にすというも、浄土宗と真宗はその
本経一つなり、天台宗と日蓮宗はその
本経一つなり。しかれども、もし両教を較するとき....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
ぎに経済的には日本と中国は一衣帯水でかたく結ばなければならないと思います。現在日
本経済はアメリカとの片貿易の上に立ちアメリカの特需の上に立っているのであります。....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
義氏に、「日満経済財政研究会」を作ってもらい、まず試みに前に述べた私案に基づき日
本経済建設の立案をお願いしたのである。誠に無理な要求であり、立案の基礎条件は甚だ....