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本腹
「本腹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
本腹の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「政談月の鏡」より 著者:三遊亭円朝
者を世に出《い》だそうというお妾の悪計《たくみ》に附きました者もございまして、御
本腹の金之丞《きんのじょう》様を毒害しようと云う悪計もございましたと云う事は薄々....
「金狼」より 著者:久生十蘭
うなわけで、葵は先天的に夫をもっていた。葵の夫とさだめられていたのは、正明という
本腹の四男であった。これは純粋の痴呆で、のみならず、眼球震盪症といって、眼球が間....
「悪因縁の怨」より 著者:江見水蔭
した。 「えッ、御腹痛、それには幸い、大森で求めた和中散を、一服召上ると、立地に
本腹致しまする」と宗匠、心配した。 「いや、大した事でも無い。少しの間、休息致し....