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「本誌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
本誌の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「本州横断 癇癪徒歩旅行」より 著者:押川春浪
由《わけ》の分からぬ事があった。というのは他《ほか》でもない、その夜の事である。
本誌お馴染《なじみ》の断水坊、暴風雨を冒して遊びに来り、夜遅くまで、二人で将棋を....
「自叙伝」より 著者:大杉栄
至ったかの、彼女と僕との関係の過去に遡らなければならない。 (僕は今、先きに数回
本誌)に連載した自叙伝の続きとして、そのあとを数回飛ばしてこの一節を書きつつある....
「芥川の事ども」より 著者:菊池寛
の好意に報いるため、また永久にこの人を記念したいから、「侏儒の言葉」欄は、死後も
本誌のつづく限り、存続させたいと思う。未発表の断簡零墨もあるようだし、書簡なども....
「軍用鼠」より 著者:海野十三
答を「懸賞」として、一等当選者に金一千円也、以下五等まで賞品多数、応募用紙は必ず
本誌挿込みのハガキ使用のことということにすれば「新探偵」の購読者は急に二、三倍が....
「人造物語」より 著者:海野十三
* さて、その人造人間が、ようやく、その存在を認められかけて来たようだ。
本誌「新青年」の新年号に、「人造人間殺害事件」という探偵小説が出たのも、その一つ....
「岩田夫人の死を悼む」より 著者:岸田国士
本誌の読者は「夫婦百景」の筆者獅子文六が、同時に岩田豊雄であることぐらいはご承知....
「「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能」より 著者:癋見鈍太郎
技」│ ┃ ┗━━━━━━━┛ この標題は表現派の禁厭札ではない。去年十月号の
本誌の裏絵で、喜多実氏の「葵上」のスケッチ……又翌月号の
本誌にその画を通じて、実....
「妖怪報告」より 著者:井上円了
る意見を報知せしめ、妖怪研究の一助となさんとす。よって今後は、ときどき妖怪事実を
本誌に記載すべし。 左の一事実は、明治十九年、余が手に入りたるものにして、静岡....
「くぐつ名義考」より 著者:喜田貞吉
自分は昨年一月の
本誌神祇祭祀号において少彦名命の研究を発表した中に、説たまたま谷蟆の事から、引い....
「国栖の名義」より 著者:喜田貞吉
た。その後名義考の補考を著わすに及んで、簡単にこれに及んで記述したが、今やさらに
本誌の余白を借りて、これを纏めてみたいと思う。 自分は思う。「久須」はもと「ク....
「周防石城山神籠石探検記」より 著者:喜田貞吉
謂四窟は立派に書きあらわしてあるが、磐石を畳んだ形跡は見えない。この図は縮写して
本誌に挿入しておいた通りで、すなわち山上には延喜式内に列せられた石城神社があり、....
「オシラ神に関する二三の臆説」より 著者:喜田貞吉
ては、ことにこの方面の研究にはなはだ多くの薀蓄を有せられる佐々木喜善君の報告を、
本誌創刊号上において紹介するを得たことを光栄とする。たまたまこれと時を同じゅうし....
「春雪の出羽路の三日」より 著者:喜田貞吉
仙北でもまた庄内地方と同じく、皮革を扱う旧特殊民をラクといっていたそうな。これは
本誌一月号「庄内雑事」中に書いておいた通り、牛馬医たる伯楽の略称であるに相違ない....
「エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
と解せられる。 徳川時代にも、エタ以外に「掃除」という賤民のあった地方がある。
本誌一巻二号三十八頁に書いておいた通りで、阿波に於いてはそれが猿牽と共に、往々人....
「『切支丹と旧エタ』について」より 著者:喜田貞吉
『切支丹と旧エタ』について 喜田貞吉
本誌第一巻六号に「切支丹と旧穢多」と題して、榊原君の長崎からの通信を掲げたところ....