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本誓
「本誓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
本誓の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「佐橋甚五郎」より 著者:森鴎外
《えど》へ往けという指図《さしず》を受けた。使は閏《うるう》四月二十四日に江戸の
本誓寺《ほんせいじ》に着いた。五月六日に将軍に謁見《えっけん》した。十四日に江戸....
「我が宗教観」より 著者:淡島寒月
れらの外人牧師と一緒に廃娼問題を説いた事もありました。こんな具合でしたから高橋の
本誓寺という寺の和尚などは、寒月氏が基督信者とはどういうわけだろう、といって不思....
「親鸞」より 著者:三木清
するに 「インド西天の論家、中夏、日域の高僧、大聖興世の正意をあらはし、如来の
本誓、機に応ぜることをあかす。」 三 三願転入 親鸞は自己の宗教的生を回顧し....
「法然行伝」より 著者:中里介山
しゅしょうがく》。彼仏今現《ひぶつこんげん》。在世成仏《ざいせじょうぶつ》。当知
本誓《とうちほんぜい》。重願不虚《じゅうがんふこ》。衆生称念必得往生《しゅじょう....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
とがない、変るべからず、というのが論の骨子だが、 “――神は人をやすくすることを
本誓とす。天下の万民はみな神の物なり。君は尊くましませど、一人を楽しませ、万民を....