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本造り
「本造り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
本造りの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「貞操問答」より 著者:菊池寛
いたから、ともかく落着きましょう。」と、その通りの路次を、少しはいった、大きい日
本造りの鳥料理の店を、ステッキの先で示しながら、 「あの家静かですから……」 ....
「藪の鶯」より 著者:三宅花圃
ので。わたくしもどうかきるならば。平生にきたいと存じますけれど。塾《じゅく》も日
本造りでござりますから。思うように参りません」と咄《はな》しをしているうち。一曲....
「濹東綺譚」より 著者:永井荷風
階段を先に立って上る。 外側の壁や窓は西洋風に見えるが、内《なか》は柱の細い日
本造りで、ぎしぎし音のする階段を上りきった廊下の角に炊事場があって、シュミイズ一....