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朱砂
「朱砂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
朱砂の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
けるのじゃ。それに張華が、蜥蜴、あるいは※蜒《えんてい》と名づく。器を以て養うに
朱砂を以てすれば体ことごとく赤し、食うところ七斤に満ちて、始め擣《つ》くこと万|....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
臣に酬いた歌である。「真朱」は仏像などを彩色するとき用いる赤の顔料で、朱(丹砂、
朱砂)のことである。「水たまる」は池の枕詞に使った。応神紀に、「水たまるよさみの....
「金狼」より 著者:久生十蘭
見たんだ。……ちょっと面白いことがあるんだね。富岡町の〈金城〉ってバアの女給に、
朱砂《しゅすな》ハナ、ってのがいてね。これが、殺された南風太郎と同じく、琉球の絲....