来迎図[語句情報] » 来迎図

「来迎図〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

来迎図の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
美の日本的源泉」より 著者:高村光太郎
まで高めるに至ったのも自然である。 写真を掲げた一図は高野山に蔵せられる「聖衆来迎図」のほんの一部分、中央|阿弥陀如来の向って右に跪坐する観世音菩薩の像である....
山越しの阿弥陀像の画因」より 著者:折口信夫
馬さんという人の書かれたもので、大倉集古館におさまって居る、冷泉為恭筆の阿弥陀|来迎図についての、思い出し咄だった。不思議と思えば不思議、何でもないと言えば何の....
痀女抄録」より 著者:矢田津世子
の他に山科勧修寺の繍仏、近江宝厳寺蔵の国宝「刺繍普賢十羅刹女図」の額、「弥陀三尊来迎図」の額など精巧のわざを示したものときいている。なお最近読んだ書物の中に「菅....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
、特に芸術家の創造力を示したものではない。貞観の初めは恵心院源信の晩年であって、来迎図に現われたような特殊な幻想がすでに力強く育っていた。右の諸作にもこの傾向は....