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「東インド〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

東インドの前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
モルグ街の殺人事件」より 著者:佐々木直次郎
ゃあ今度は」とデュパンが答えた。「キュヴィエのこの章を読んでみたまえ」 それは東インド諸島に棲《す》む黄褐色の大猩々《おおしょうじょう》を解剖学的に、叙述的に....
茶の本」より 著者:岡倉覚三
一六一〇)らの旅行者たちもまた茶のことを述べている(二)。一六一〇年に、オランダ東インド会社の船がヨーロッパに初めて茶を輸入した。一六三六年にはフランスに伝わり....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
「ぎやまん」の器、その他の天産および人工に係る珍品をヨーロッパからもシャムからも東インド地方からも輸入して来て、この国の人に取り入るためにいかなる機会をも見のが....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
リスは日本と戦争いたし候儀を好んで心がけおり候。その次第を申し上げん。イギリスは東インド所領をロシアのためにことのほか気づかいおり候儀に御座候。イギリス、フラン....
十二支考」より 著者:南方熊楠
が養生相叶わず、久しからぬ内に小猴は死んだという。またサー・ゼームス・マルクムも東インド産の二猴を伴れて航海中、一猴過って海に陥るを救わんとて他の一猴その身に絡....
ガリバー旅行記」より 著者:スウィフトジョナサン
一六九九年の五月、私は『かもしか号』に乗って、イギリスの港から出帆しました。船が東インドに向う頃から、海が荒れだし、船員たちは大そう弱っていました。 十一月五....
十二支考」より 著者:南方熊楠
フレザーまたいわく、あるいは害物の一、二に恩を施し他は一切手厳しく扱う事もある。東インド諸島の一なるバリ島では、田を害する鼠を多く捕えて焼き殺し、ただ二疋を宥命....
汽船が太平洋を横断するまで」より 著者:服部之総
ざるべからず」と力説している。 同年、いよいよ正式に日本問題を解決すべく、米国東インド艦隊司令長官オーリックを特使に任じたときの公式対日要求条項は、五〇年以前....