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東京日日新聞
「東京日日新聞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
東京日日新聞の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「白」より 著者:芥川竜之介
じのない方《かた》があれば、どうか下《しも》に引用した新聞の記事を読んで下さい。
東京日日新聞。昨十八日(五月)午前八時|四十分《しじっぷん》、奥羽線上《おううせ....
「虚構の春」より 著者:太宰治
うちに遊びに行く。材料あげるから、政治小説かいてみないか。君には、まだ無理かな?
東京日日新聞社政治部、小泉邦録。」 「謹啓。一面識ナキ小生ヨリノ失礼ナル手紙御読....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
しが例によって半七老人を訪問すると、老人は六畳の座敷の縁側に近いところに坐って、
東京日日新聞を読んでいた。老人は歴史小説が好きで、先月から連載中の塚原|渋柿園氏....
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
三回ある。 その一は、明治三十七年の九月八日か九日の夜とおぼえている。わたしは
東京日日新聞の従軍記者として満洲の戦地にあって、遼陽陥落の後、半月ほどは南門外の....
「近時政論考」より 著者:陸羯南
聞記者なるものはかの激論的雑誌記者とともに政論を唱道したり。『横浜毎日新聞』、『
東京日日新聞』、『郵便報知新聞』、『朝野新聞』、『読売新聞』の類はもっともいちじ....
「読書の今昔」より 著者:寺田寅彦
のなら、このすずめもさだめて利口なすずめになったことであろう。 (昭和七年一月、
東京日日新聞)....
「浅草紙」より 著者:寺田寅彦
を食うためにこのような空想を中止しなければならないのであった。 (大正十年一月『
東京日日新聞』)....
「ピタゴラスと豆」より 著者:寺田寅彦
ろいろの哲学の共存することだけはちっとも変りがないものと見える。(昭和九年七月『
東京日日新聞』)....
「流言蜚語」より 著者:寺田寅彦
甚だしい恥辱を曝す事なくて済みはしないかと思われるのである。 (大正十三年九月『
東京日日新聞』)....
「役人の頭」より 著者:末弘厳太郎
る者にとって、きわめて大切である。私がそのことをいろいろと考えていた際、たまたま
東京日日新聞社から何か書けという依頼を受けて、ふと筆をとったのがそもそも本稿の出....
「簪につけた短冊」より 著者:田中貢太郎
を知ったが、それ以来|彼の厠は何人も使わなくなった。 これは明治七年三月十日の
東京日日新聞に載っていた話であるが、日日子はそれに就いて、このことはいつか浅草金....
「道なき道」より 著者:織田作之助
、庄之助自身ふと嫉妬を感ずる位、上達した。 十三で小学校を卒業して、間もなく、
東京日日新聞主催の音楽コンクールが東京で行われた。 寿子は大阪で行われた予選で....
「ハイカラ考」より 著者:木村荘八
急所」を掴まえられるように思うけれども、「ハイカラ」についてこれを調べてみると、
東京日日新聞の九千号記念紙に次のような新刊書の広告文が掲載されていて、この日附は....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
女丸――新富座の悲運――上野の彰義隊――鴈治郎の十次郎と盛綱 昔の新聞劇評家 『
東京日日新聞』――招待の芝居見物――初めて書く劇評――各社の劇評家――小芝居見物....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
いずれも好評。 ○九月、河原崎権之助は市川|三升と改名。 ○十一月、守田座にて「
東京日日新聞」を上演。新聞物を舞台に上せたる嚆矢なり。 ○東京府令によって市内の....