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東作
「東作〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
東作の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「門」より 著者:夏目漱石
うよ」と云い出した。すると姉らしいのが、 「ええ、今日は西洋の叔母さんごっこよ。
東作さんは御父さまだからパパで、雪子さんは御母さまだからママって云うのよ。よくっ....
「S岬西洋婦人絞殺事件」より 著者:夢野久作
れていた。その時に裏手の少し離れた日本家に住んでいたロスコー家のコック兼、小使の
東作という老人は、奇怪にも酒に酔払って、そこから二百|米突ばかり隔った半島の突端....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
を調え水に配し、風雨を節するなり、青史子の書説、鶏は東方の牲なり、歳終り更始し、
東作を弁秩す、万物戸に触れて出《い》づ、故に鶏を以て祀祭するなり〉と載せ、〈また....
「日記」より 著者:宮本百合子
(月曜)晴 寒 一、二日の『時事』、当選短篇、「脂粉の顔」、「秋の日?」(八木
東作)此の二つの作品を通して選者が現れて居るから面白い。 投書、当選ということ....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
てある。 また明治四十三年(1910)博文館発行の妹尾|秀美《ひでみ》、鐘ヶ江
東作、東《ひがし》道太郎三氏の著『日本有用魚介藻類図説』によれば「みるの種類は総....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
おおねのふとき》、飛塵馬蹄《とびちりばてい》、大屋裏住《おおやのうらずみ》、平秩
東作《へづつとうさく》ら四、五名に過ぎざる事を記したれど不幸にしてその年月《ねん....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
どな文字はない。むしろ、地誌的な方面から漁ると、美作略史とか、新免家伝覚書とか、
東作誌とか、作陽誌などの類に、瓦石まちまちながら彼の幼少時の境遇と系図書式でない....
「性に関するアイヌの習俗」より 著者:河野広道
のようなアイヌの習慣に関連しての逸話は日本側の江戸時代古文書にも散見される。立松
東作の東遊記(天明4年)には、「蝦夷人人と道理をいいつのり、道理にまけたる方より....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
政権確立後僅々数年でかくの如き劣勢に陥ったのである。この事は満州事変後我が国が極
東作戦準備につきソ連との間に充分経験した事である。満州事変頃は両国の戦争力相伯仲....