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東支鉄道
「東支鉄道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
東支鉄道の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「前哨」より 著者:黒島伝治
撃の時期と口実をねらって相手を睨みつゞけた。 十一月十八日、その彼等の部隊は、
東支鉄道を踏み越してチチハル城に入城した。※昂鉄道は完全に××した。そして、ソヴ....
「道標」より 著者:宮本百合子
はこの、いかにも互に相補うといった性格の二人がモスク※に駐在するのだそうだった。
東支鉄道の問題、漁業権の問題でこのごろ日ソ国境に関心がたかまっている。そのことが....
「ソヴェト文壇の現状」より 著者:宮本百合子
ロレタリアの国に向って資本主義国の反ソ活動をつよめている。 例えば一九二九年、
東支鉄道問題が起って、極東特派赤軍が、中国とソヴェトとの国境へ送られた。 赤軍....
「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」より 著者:宮本百合子
帝政時代から働いていたドンバスのドイツ人技師が中心であった。 一九二九年八月、
東支鉄道の問題で、中国の帝国主義者たちを突ついたのはどの国だ? フランスと結托し....
「放浪の宿」より 著者:里村欣三
介抱を、彼の愛するロシヤ人によって受けた事実を知ったならば、彼は骸骨になってでも
東支鉄道の線路を伝いつづけて、彼の愛するロシヤに突走る覚悟を決めたであろう。 ....
「キド効果」より 著者:海野十三
思う。 満洲の、ずっと北の方の話である。 地図を開いてごらんになると判るが、
東支鉄道が黒竜江省を横断している。 なおよく御覧になると、この
東支鉄道は大興安....