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東条英機
「東条英機〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
東条英機の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「土曜夫人」より 著者:織田作之助
に乗り出していたが、元来一徹者の自信家で、人を小莫迦にする癖があり、成り上り者の
東条英機などを、政界の軽輩扱いにして、鼻であしらい、ことごとに反撥したので、東条....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
◯満州、樺太、朝鮮北部はたいへんな混乱、暴行なりと伝えられる。 九月十二日 ◯
東条英機大将を戦争犯罪人として米軍が拘引に行ったところ、自殺をはかり失敗。 九....
「夜の靴」より 著者:横光利一
いう久左衛門には、私のする東京の話も興味をひくのも尤もなことにちがいない。中でも
東条英機という人の話は、私と町会が同じだと知ってからは、ひどくこの老人の興味をそ....
「灰色の記憶」より 著者:久坂葉子
て勉強した。必勝という声は幼い私達のはらわたに難なくひびきはいって、偉人といえば
東条英機を挙げなければならなかった。私が実際の入試の折に、あなたの敬う人はと尋ね....
「現代の詐術」より 著者:坂口安吾
きているものは大衆である。 オレはエライ。大衆は何たるバカだ。そういう者は再び
東条英機となるだけだ。その部下のモロモロの小役人になるだけなのである。 正しい....
「武田麟太郎追悼」より 著者:織田作之助
にするくらいいるのに、こんな人が死んでしまうなんて、一体どうしたことであろうか。
東条英機のような人間が天皇を脅迫するくらいの権力を持ったり、人民を苦しめるだけの....