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東進
「東進〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
東進の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
岡県に入り、それから西進し、名古屋方面を襲うかのごとく見せておいて、急に反転して
東進を開始し、京浜地区に侵入した。まず例によって荻窪の飛行機工場のあたりへ投弾し....
「超人間X号」より 著者:海野十三
りょう》した。 ――敵のロケットは、いま高度六千、サハラ沙漠《さばく》の上空を
東進中、速度千七百キロ―― 一人の少年が、電波探知機を見つめて報告した。 「ど....
「平泉紀行」より 著者:村山俊太郎
二 五月三十一日午後三時四十分、校前に記念撮影をなして出発、笹谷街道を
東進した。ヘルメット帽、麦わら帽、鳥打帽、学生帽、中折帽…… 「まるで風俗展のよ....
「三国志」より 著者:吉川英治
見を洩らした。 「――もし孔明が、斜谷、祁山の兵を挙って、武功に出で、山に依って
東進するようだったら憂うべきだが、西して五丈原へ出れば、憂いはない」 さすがに....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
の水軍本隊は、まっ黒に見えるほどな群影を作って、やや沖あいを、半海里ほどあとから
東進していた。 「おお」 尊氏は、その中の一船楼から、たえず全海域と、陸地をな....
「言語と文化史」より 著者:知里真志保
分派はオシャマンベから噴火湾に沿うて南下し、室蘭から幌別、白老を通って太平洋岸を
東進し、日高のシズナイの辺まで行って、あそこで十勝の方から西進してきた一派と衝突....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
センに抑留した。しかしシュレージエンの形勢ますます悪化するので大王は八月初め断固
東進、八月十日リーグニッツ西南方地区に陣地を占めた。ダウンは大王と前後して
東進、....