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「松笠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

松笠の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
、小田巻き、こはだのあわづけ、芋のころ煮、ふなのこぶ巻き、それから、きんぴらに、松笠《まつかさ》いかのいそ焼きと、つごう十一色ござんすが、どれがお好きですかい」....
幼年時代」より 著者:室生犀星
うした悲しみに閉されながら、一日一日と送っていた。 秋になると栂の実が、まるで松笠のように枝の間に挟まれて出来た。だんだん熟れると丁度|鳶の立っているようにな....