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林家正蔵
「林家正蔵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
林家正蔵の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「お化の面」より 著者:田中貢太郎
わして赤い絵具を塗り、その上処どころ濃鼠の布で膏薬張をしてあった。 それは初代
林家正蔵が秘蔵していた物であった。その正蔵が百六歳の長寿を保って、沼津で歿くなっ....
「艶色落語講談鑑賞」より 著者:正岡容
レンが時々鳴き出す頃で、昭和十七年おぼろ夜、緑波君と脚色者の斎藤豊吉君と桂文楽、
林家正蔵(当時は馬楽)両君と私たち夫婦で、女房の門下生の若い妓がズラリ十何人並ん....
「随筆 寄席風俗」より 著者:正岡容
親しめなかった(最も、そういう内的な、楽屋うちでのやまとは晩年まで恵まれていた。
林家正蔵のごとき、やまとのためにのおはな会《よみきり》ならそれこそ万障繰り合わせ....
「寄席行灯」より 著者:正岡容
、金沢華やかなりし頃、嘘か、まことか、耳にしたことも、こうなると、いっそ秋寒い。
林家正蔵のスケをたのまれ、一度だけ自分はこの金沢の二世である東朝座の高座へ立つこ....
「我が円朝研究」より 著者:正岡容
ったが矢張這入られません」と速記はここで次章へと移っているのであるが、かつて先代
林家正蔵(七代目)は圓朝門下の大才圓喬のこのくだりのあまりにも水際立っていた点を....
「わが寄席青春録」より 著者:正岡容
月、休暇を取ってはるばる上京してきた。私はその頃好きでもあり別懇でもあった先々代
林家正蔵に頼んで、もし私が情人と君を聴きに行ったらぜひぜひその晩は十八番の「居残....