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果皮
「果皮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
果皮の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
づれ》が吾輩を吾輩相当に評価してくれんのは残念ながら致し方がないとして、不明の結
果皮を剥《は》いで三味線屋に売り飛ばし、肉を刻んで多々良君の膳に上《のぼ》すよう....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
いるイチジクは、葉の分裂の少ない型の種でこれに二つの品種があり、すなわちその一は
果皮紫黒色、肉白き黒イチジク、その二は
果皮白色で微紫色を帯び、肉淡紅の白イチジク....
「植物知識」より 著者:牧野富太郎
かならずしも一様《いちよう》ではない。モモ、アンズなどは植物学上でいうところの中
果皮《ちゅうかひ》の部を食用とし、リンゴ、ナシなどは実を合成せる花托部《かたくぶ....
「アケビ」より 著者:牧野富太郎
さんな黒い種子があって、食う時それがすこぶる煩わしい。 中の果肉を食ったあとの
果皮、それは厚ぼったい柔らかな皮、この皮を捨てるのは勿体ないとでも思ったのか、と....