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柄巻
「柄巻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
柄巻の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
半七も感心したようにうなずいてみせた。この薄ぎたない鮫の皮が玉のように白く美しい
柄巻になろうとは、素人にちょっと思い付かないことであった。 「あのお武家が、これ....
「五右衛門と新左」より 著者:国枝史郎
とによって、大体その道に達することが出来た。 彼等の日常の携帯品といえば、鍔無
柄巻の小刀一本(一尺足らずのものである。)金属製の小|喞筒(これで硫酸や硝酸を、....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ていた。床場の内では、弓の弦師、具足の修理、くさずりの縫工、研師、塗師、革裁ち、
柄巻き、あらゆる部門の職人が見える。そして大きな切炉の膠鍋から膠の煮えるにおいと....