柑子色[語句情報] » 柑子色

「柑子色〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

柑子色の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
」より 著者:芥川竜之介
から内供の眼には、紺の水干《すいかん》も白の帷子《かたびら》もはいらない。まして柑子色《こうじいろ》の帽子や、椎鈍《しいにび》の法衣《ころも》なぞは、見慣れてい....
」より 著者:森鴎外
いる。石田も鳥を見に出たのである。 大きな雄鶏である。総身の羽が赤褐色で、頸に柑子色の領巻があって、黒い尾を長く垂れている。 虎吉は人の悪そうな青黒い顔を挙....