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「柳田国男〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

柳田国男の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
河童」より 著者:芥川竜之介
こうりゃく》」の著者はもちろん、「山島民譚集《さんとうみんたんしゅう》」の著者|柳田国男《やなぎだくにお》さんさえ知らずにいたらしい新事実ですから。) 「あの戦....
千曲川のスケッチ」より 著者:島崎藤村
で暮した。その間には、小山内薫君、有島|生馬君、青木|繁君、田山花袋君、それから柳田国男君を馬場裏の家に迎えた日のことも忘れがたい。わたしはよく小諸義塾の鮫島理....
近頃の話題」より 著者:宮本百合子
文学その他の分野では一応は誰しも社会的権威として認めている佐佐木信綱、小宮豊隆、柳田国男、岡崎義恵等の諸氏を加えたことは、なかなかに興味あるところである。 文....
婦人と文学」より 著者:宮本百合子
者より見たる自然派の小説」という題目で『文章世界』が、諸家の感想をあつめたとき、柳田国男氏は「自然主義小説に第一ありがたいことは人物事象の取扱いかたが超然として....
結婚論の性格」より 著者:宮本百合子
けはいがある。若い女性たちの関心も結婚という課題にじかに向かっていて、婦人公論の柳田国男氏の女性生活史への質問も、五月号では「家と結婚」をテーマとしている。 ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
代史に儼存の人であるに相違ない。それがこの露骨な男根と何の関係があるのか、これは柳田国男氏にでも聞かなければよくわからないものだと、白雲が途方にくれました。 ....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
式の食物だったのだから。食べてしまいたい程というのがもし近代の表現なら、そこに又柳田国男のよろこびそうな要素があるわけね。ではのちほど。 十一月十三日 〔巣鴨....
ピタゴラスと豆」より 著者:寺田寅彦
ようなものがあったのではないかという疑いをおこさせるには十分である。 この頃、柳田国男氏の「一つ目小僧その他」を見ると一つ目の神様に聯関して日本の諸地方で色々....
文学以前」より 著者:豊島与志雄
、このすっぽんの親方について、日本にはいろいろの面白い民話がある。その中で一つ、柳田国男氏が書かれているのを、茲に大略借用すれば―― 昔、美濃の大垣から一里ほ....
竜宮」より 著者:豊島与志雄
月がその饒舌の罰を受けることが主題であるけれど、面白いのは他の点にある。この話は柳田国男氏も記述しておられるが、広く知られてはいないから、面白い点を中心にして紹....
文学に現れたる東北地方の地方色」より 著者:佐左木俊郎
り多くの繋がりを持ちまして、文学の方にはあまり這入って来ていないようであります。柳田国男氏などは、特殊な研究家でありまして、郷土文芸の発生を、それらの昔話の中に....
遠野の奇聞」より 著者:泉鏡花
近ごろ近ごろ、おもしろき書を読みたり。柳田国男氏の著、遠野物語なり。再読三読、なお飽くことを知らず。この書は、陸中国|....
獅子舞雑考」より 著者:中山太郎
喜多村信節翁の「※庭雑考」に載せたもの、(B)民俗学的の考覈《こうかく》としては柳田国男先生の「郷土研究」第三巻に収めたもの、(C)舞踊史的の観点に立脚したもの....
遠野物語」より 著者:柳田国男
負わねばならぬなり。 おきなさび飛ばず鳴かざるをちかたの森のふくろふ笑ふらんかも柳田国男 (下の数字は話の番号なり、ページ数にはあらず) 地勢一、五、六七....
芝、麻布」より 著者:小山内薫
私の先輩達が、むかし竜土会というものを開いたのである。 国木田独歩、島崎藤村、柳田国男、田山花袋、中沢臨川、蒲原有明などという先輩の驥尾に付して武林繁雄(無想....