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柳色
「柳色〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
柳色の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「父杉山茂丸を語る」より 著者:夢野久作
なものだったので、大得意で故郷に錦を飾るつもりで冠って来たものです。染得たり西湖
柳色の衣というところですよ。然るにだんだんと故郷に近づくに連れてあの帽子が気にな....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
渭城《ゐじやう》の朝雨、軽塵を※《うる》ほす 客舎青々《かくしゃせいせい》、
柳色新たなり 君に勧む、更に尽せよ一杯の酒 西の方、陽関を出づれば故人無からん ....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
れが、終ると、四人が
渭城《いじょう》の朝雨、軽塵を※《うるお》す
客舎青々、
柳色、新なり
君にすすむ、更に尽せ一杯の酒
西の方陽関を出づれば故人なからん
....