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「校勘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

校勘の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
て刻せようとした。然るに幕府はこれを聞いて、官刻を命ずることになった。そこで影写校勘の任に当らしむるために、三人の手伝が出来た。阿部伊勢守正弘の家来|伊沢磐安、....
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
店から出た時も、潤三郎は相談に与って、校正に力を尽しました。岩波版の全集には、「校勘記」というものを添えました。お兄様も晩年は病体で、その伝記物には調査の不十分....
鴎外博士の追憶」より 著者:内田魯庵
歓喜と得意の色を漲らした。 鴎外が抽斎や蘭軒等の事跡を考証したのはこれらの古書校勘家と一縷の相通ずる共通の趣味があったからだろう。晩年一部の好書家が※斎展覧会....
孔子」より 著者:和辻哲郎
の方法によったものであった。 右の序論のあとで著者は第一章として『論語』本文の校勘を論ずる。この仕事は実は著者が他の論文(この書の付録として収められた二篇の論....