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「校書殿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

校書殿の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
私本太平記」より 著者:吉川英治
何のかのと理由づけては、白昼、得物を持った鎧武者が、内裏にまで立ち入って来た。校書殿の大庭やら梨壺のあたりにすら、うさんな者が、まま見かけられたりするのだった....
私本太平記」より 著者:吉川英治
に人数を六波羅へ帰してからお目にかかりたい。どこでお待ちくださろうか」 「ならば校書殿の廊ノ間でお待ち申しあげておる。あれには、つねに人もいません」 「では、の....
私本太平記」より 著者:吉川英治
随身みな山上に二泊の折、足利殿には一夜不慮の刺客に襲われ、そのことで翌日、内裏の校書殿にて親しくお詫び申したことがある。……思えば、二人が心の端を語りあったのは....