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「根張り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

根張りの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
自力更生より自然力更生へ」より 著者:三沢勝衛
上方、そこの山腹に当る旧山崩れ跡が、そこの押出した土壌が深く、したがって柿の木の根張りも深く、それがとかく耐乾性の弱い例の柿のためには好都合で、年々豊作地となっ....
黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
輝かして、黒部川の奥に覇を唱えている。蓮華岳の悠たりした線が終ると、薬師の大岳が根張りの強い大日岳を礎のように蹈まえて、穏かな金字塔を押し立てる。遠い空に白山が....
黒部川を遡る 」より 著者:木暮理太郎
て直立している、一群の王者だ。右に三窓を隔てて小窓の頭が蹲踞し、左に続く稍低いが根張りの大きい頭の尖った二、三の峰は、近習であろう。夫から一段低く六つ七つの岩峰....