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根抜き
「根抜き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
れを如何《いかん》ともするなし云々〉、『イソップ物語』に鷲に子を啖われた熟兎樹を
根抜きに顛覆《てんぷく》し鷲の巣中の子供を殺した話見え、インドに兎己れを食わんと....
「新釈諸国噺」より 著者:太宰治
お題目をあげていますと得意満面で申し述べたが、徳右衛門はむずかしい男で、いやいや
根抜きの法華でなければ信心が薄い、お蘭ほしさの改宗は見えすいて浅間し、日蓮さまだ....