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根拠地
「根拠地〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
根拠地の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「惜みなく愛は奪う」より 著者:有島武郎
くべからざる必要事である。これらの外面的な情実から、家族は国家の柱石、資本主義の
根拠地となっている。その為めには、縦令愛の失われた男女の間にも、家族たる形体を固....
「国際殺人団の崩壊」より 著者:海野十三
代未聞の計画であった。彼等は十三台の飛行機にそれぞれ分乗して、午前三時というに、
根拠地を離れて午前四時を十五分過ぎる頃あい、予定どおりに今や眠りから醒めようとし....
「恐しき通夜」より 著者:海野十三
十三戦隊の司令で、僚機として、同型の戦闘機二台を引率していたのだった。わが青軍の
根拠地の土佐湾は、いよいよ持ちきれなくなって、横須賀軍港へ引移ることに決定した。....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
三台、攻撃機十五台、偵察機三十台、戦闘機三十台及び空中給油機六台より編成せられ、
根拠地｜西湖と大阪との距離は千五百キロ、東京との距離は二千キロである。終り」 ....
「少年探偵長」より 著者:海野十三
、警部さん、問題はそのヘクザ館にあるにちがいありません。海賊王デルマが、淡路島に
根拠地をおいていたということは、古い文献にも残っています。その当時、デルマは善良....
「暗号音盤事件」より 著者:海野十三
貯蔵槽を方々の海中に沈めたり、重要書類を沢山の潜水艦に積んで、無人島にある秘密の
根拠地に避難させたり、移動用の強力な無線電信局を擬装の帆船に据えつけたりしてさ、....
「火薬船」より 著者:海野十三
って、米、チーク材、棉花などを輸出し、パリー風の賑かな町で、フランスの東洋艦隊の
根拠地でもある。 フランスの守備軍司令部に属する警備庁の、奥まった一室では、長....
「怪塔王」より 著者:海野十三
行場があって、そこに怪塔ロケットが七八機集っている。だからこの島は怪塔ロケットの
根拠地だと思う。はやくこのことを塩田大尉に知らせてもらいたい」 すると、無電班....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
ソビエトの支配者）の命令をうけ、これだけの時間と労力と費用とをかけて、この海底大
根拠地をつくったのは何のためであったか。明日こそいよいよ恐竜型潜水艦をひきいて、....
「大空魔艦」より 著者:海野十三
だった。 ではその方へ、物語を移してみよう。 ここは例の氷庫の前の、空魔艦の
根拠地であった。 丁坊をとらえた方の空魔艦「足の骨」の機長室では「笑い熊」と称....
「太平洋雷撃戦隊」より 著者:海野十三
で、シャツを繕っていた水兵の一人がいいました。 「もう二十五日もたつのに、どこの
根拠地へも着かないんだからね」 それにこたえた水兵が、手紙を書く手をちょっと休....
「空襲下の日本」より 著者:海野十三
もっと日本の近海に接近したことがあるんだよ。自信はある。小笠原群島に、われわれの
根拠地を見出すことも簡単な仕事だ。東京を海面から襲撃するのも、きっと成功するよ」....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
つくってみても、一たいどれ位の値うちがありますか。それは、前進にも中継にも、いい
根拠地になります。しかし日本軍の爆撃隊は実に勇敢ですぞ。やろうと思えば、こんな飛....
「空襲警報」より 著者:海野十三
しかかからぬ。……とにかく、敵もさる者で、全くの不意打らしいぞ」 敵の飛行隊の
根拠地から、二時間半しかかからないと聞くと、さすがに距離の近さがハッキリ頭に入っ....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
代の進歩とともに決戦戦争可能の範囲が逐次拡大せらるる事は当然であり、前述の如く一
根拠地の武力が全世界を制圧し得るまでに文明の進歩せる時、すなわち世界統一の可能性....