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根毛
「根毛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
根毛の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「怨霊借用」より 著者:泉鏡花
。次の室つき井菊屋の奥、香都良川添の十畳に、もう床は並べて、膝まで沈むばかりの羽
根毛蒲団に、ふっくりと、たんぜんで寛いだ。…… 寝床を辷って、窓下の紫檀の机に....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
えなかったのですが、そこに集まっているのはいずれも天鵞絨や紋織りの衣服を着て、羽
根毛のついている帽子をかぶって、むかしふうの佩剣をつけている人びとばかりであるの....
「三国志」より 著者:吉川英治
てい、自分たちには、歯がたちませんと云い訳するのを聞くと、孟獲の青面赤髪はみな毛
根毛穴から血をふき出しそうな形相になった。 「この裏切者。孔明に恩を売られている....