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根無し草
「根無し草〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
根無し草の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「土曜夫人」より 著者:織田作之助
うれしそうだった。アクセントは東京弁だが、大阪と京都の訛りがごっちゃにまじって、
根無し草のようなこの娘の放浪を、語っているようだった。 「どうしてたんだ……?」....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ん。けれど公知は、人の口端などに乗せられて、申すのではありませぬ」 「では、噂は
根無し草ではないというの?」 「人は知らず、この私が、何でそんな軽はずみなものを....